放送日:2016年6月24日
TBSテレビ
「ぴったんこカン・カンSP 吉田羊と伊勢志摩お礼参りの旅」
■紹介パワースポット:三重県・伊勢神宮(内宮)
■参拝者:吉田羊さん・竹田恒泰さん・安住紳一郎アナウンサー
クイズ&トークバラエティー「ぴったんこカン☆カン」出演の
吉田羊さん。
画像「OVO」より
たっての希望で安住アナと訪れたのは、「伊勢神宮」。
2014年プライベートで伊勢神宮参拝の後、見事大ブレイクを果たし、
ずっとお礼参りに行きたかったそうです。
■お礼参りって?
お礼参りとは、神仏に願掛けをして、それがかなったときに行うお礼の参詣のことです。
人に何かやってもらったときにはお礼をいうのは最低限のマナーでしょう。
神様・仏様に対しても同じことです。
お礼参りは普通の参詣と同じでかまいません。
より丁重に行いたいのであれば、神職やお坊さんにそのことを申し出て、御礼の式を
行ってもらいましょう。
(日本文芸社『30分でわかる神事・仏事のしきたり』より)
画像「竹田恒泰の楚々たる毎日」より
明治天皇の玄孫として知られる作家、竹田恒泰さんの案内で、
皇室の御祖先神、天照大御神が祀られている伊勢神宮・内宮を
目指します。
幼い頃から皇室と結び付きの強い伊勢神宮を頻繁に訪れ、現在は
伊勢神宮の神主を多く輩出する皇學館大学の非常勤講師を務める
竹田さん流参拝のマナーやポイント、大変ためになります。
1. 宇治橋~神苑~御手洗場へ
伊勢志摩サミットで阿倍首相が各国首脳を迎えたのが宇治橋。
橋を渡った後「手水舎」で手と口を清めます。
さらに進み、境内を流れる五十鈴川の「御手洗場(みたらし)」で再度手と口を清めるのが古くからの習わしです。
画像「産経フォト」より
御手洗場に柄杓はありませんが、手水舎のように左右の手を順番に清めても、
左右同時にでもOK。(竹田さん)
2. 瀧祭神(たきまつりのかみ)に参拝
五十鈴川の神様、「瀧祭大神」をお祀りするお宮で、地元の言い伝えによると天照大御神と取り次ぎをしてくださるとのこと。
不浄なものを嫌う神様の御前に清らかな状態で行くために、まずはこちらに「二拝・二拍手・一拝」でお参りします。
画像「伊勢神宮」より
正宮に寄る前に必ず立ち寄るべき場所。寄らないと台無しです!
また、「拝」とは、90度の深いお辞儀のことです。(竹田さん)
3. 正宮に参拝
皇室の御祖先神・天照大御神をお祀りする、伊勢神宮内で最も神聖な場所です。
伊勢志摩サミットでも各国首脳の集合写真が撮影されました。
画像「毎日新聞」より
神様への参拝の基本は、人間に対する敬意や心使いと同様です。
お賽銭は、現金そのままよりポチ袋に入れ用意した方が良いでしょう。
正宮は元来、天皇陛下が国の平和と安全を天照大御神にお祈りする場所です。
個人的な願い事は避け、特にお礼参りの際は、素直な感謝の気持ちを述べます。
(竹田さん)
4. 荒祭宮(あらまつりのみや)に参拝
正宮の真裏にある「荒祭宮」、御祭神は「天照坐皇大御神荒御魂(あまてらしますすめおおみかみのあらみたま)」。
「天照坐皇大御神」は天照大御神の正式名称、「荒御魂」は天照大御神のパワーが溢れ、躍動感のある荒々し側面を指します。
古くから御正宮参拝の後、こちらで個人的なお願いをしてきたそうです。
画像「伊勢醤油」より
新しいものを生み出す強いエネルギーがあります。
正宮に訪れた後必ず参拝しましょう。
自分の今後進む道、チャレンジしたいことなどを具体的に神様に申し上げるような参拝方法が良いでしょう。
(竹田さん)
竹田さんいわく、神社参拝は"神様のお宅訪問”。
参拝時は、えらい人のお家で少し遠慮するような気持を常に持つと良く、
その気持ちが、参道の中央ではなく少し端を歩いたり、尊いとされる
中心より遠い足から歩を進める、といった基本的な参拝マナーへと
繋がるそうです。
■伊勢神宮(内宮)
〒516-0023
三重県伊勢市宇治館町1
0596-24-1111(神宮司庁)
http://www.isejingu.or.jp/
【DeAGOSTINI】伊勢神宮は「第2号」で登場です。
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