祭神 | 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ) |
ご利益 | 所願成就 他 |
参拝形式 | 二拝二拍一拝 |
祭儀 | 例大祭 六月六日 |
総本社 | 皇大神宮(こうたいじんぐう)【三重県伊勢市】 |
住所 | 東京都中野区中央4-13-10 |
天祖神社の社殿は神明造で、御祭神は天照大御神(あまてらすおおかみ)鳥居は神明鳥居となっています。
「東京府豊玉郡誌」には、例祭は9月18日とあり、以前は、祭りの当日に、御嶽講の人々によって「火渡りの行事」が行われていたとのこと。
※神明造
中野の文化財No.3「まつりと講」に天祖神社の「火渡りの行事」について詳しく書かれていました。
出典:まつりと講
以前は祭りの当日、御嶽講の人々によって「火渡りの行事」がおごそかに行われたものだそうです。
その日になると講の人たちは、先ず境内の一角に青竹を建て、それを注連縄(しめなわ)で結び、その中を塩で清め紙垂(しで)で飾ってそこを神聖な場所とします。
そしてほぼ中央に当たる地点n、予め積み重ねておいた積木に火をつけます。
火は勢いよく燃え盛り、やがてその火勢も弱まるころ、行者先頭に講の人々は口々に呪文らしきことばを口ずさみ、はだし(時には足袋をつけて)元気よく炭火の上を歩いたとのことです。
鳥居、狛犬一対、灯篭、手洗い鉢、玉垣と植樹記念碑の九個の石造物があり、このうち手洗い鉢は現在使用されていないため、横になっています。
この手洗い鉢を除いた造立年代は、大正、昭和のものです。
現在は使われていない手洗鉢、横倒しとなっているため、紀年銘は読めません。
拝殿裏にあった現在は使われていない狛犬と玉垣。
◆天祖神社Google MAP
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