放送日:2016年6月13日
テレビ朝日
ぶっちゃけ寺 伊勢神宮のスゴい所 今回特別に全部見せますSP」

日本最大のパワースポット「 伊勢神宮(三重県)外宮編」はこちらです

紹介パワースポット:三重県・伊勢神宮(内宮)
参拝者:太田光さん(爆笑問題)・室井滋さん



仏教や神道に関わるあれこれを紹介する、人気番組「ぶっちゃけ寺」が
いよいよ日本国民の心のふるさと、「伊勢神宮」を紹介です。

 

ぶっちゃけ寺

 

 

 

 

画像「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」より

 

爆問・太田さんと女優の室井滋さんが、伊勢神宮・外宮参拝の後、
天照大御神が祀られている内宮を訪れました。

 

■伊勢神宮 内宮(ないくう)・内宮(げくう)って?

伊勢神宮地図全部で125の社から構成される伊勢神宮の中心となる正宮で、それぞれお祀りしている神様が異なります

内宮(皇大神宮):天照大御神(あまてらすおおみかみ)
外宮(豊受大神宮):豊受大御神(とようけのおおみかみ)

 

 

 

画像「Travel.jp」より

 

■「式年遷宮」って?

伊勢神宮関連で必ず挙がるキーワード、「式年遷宮(しきねんせんぐう)」。
20年に一度、隣り合う敷地に全く同じ御社殿を建て替えご神体を
お移しする、伊勢神宮最大の神事です。

■どうして「式年遷宮」を行うの?

・伝統技術の継承
20年に一度全ての建造物を建て替えることにより、1300年以上続く
式年遷宮において必要な宮大工の技術等を、次の世代に確実に
引き継いでいくことができます。

・建造物の経年変化
伊勢神宮の正殿等は柱ではなく壁で屋根を支える独特の造りで、
耐震や防虫などの役割も持つその構造が、20年ほどで自然に変化し、
効果に支障が出てしまいます。

・米の貯蓄期限
財源がお米だった時代、天日に干し乾燥させた米が最大20年
保存可能であったため、最も財が蓄えられたその時に最大の行事を
行うという考えがありました。

・常若(とこわか)の思想
常に神様に若々しくいてもらうという神道の精神によります。

 

■ぶっちゃけ寺流・伊勢神宮 内宮のおすすめ参拝スポット

1. 宇治橋鳥居近辺

内宮鳥居宇治橋を渡る前の鳥居は、2013年の式年遷宮まで外宮正殿の柱、また橋を渡ったところにある鳥居は、内宮の棟持柱でした。
神宮の古材は全国の別の神社で使用され、東日本大震災で被災した神社の再建にも使われています。

 

画像「RETRIP」より

 

擬宝珠多くの参拝者が渡る宇治橋も、式年遷宮で架け替えられます。
床板は20年で5cmもすり減るとのこと。
また、宇治橋の擬宝珠(ぎぼし)は400年前に作られたもので、中には昔橋がよく流されたため、永世への祈りを込めた安全祈願のお神札が入っています
撫でるとご利益をいただけると話題になっています。

画像「朝日新聞DIGITAL」より

宇治橋宇治橋を渡った後、下方より橋と、その奥にそびえる神路山とを一望する景色を、伊勢神宮神職の方がおすすめされていました。

宇治橋は欄干を宮大工、橋の板を、木造船の水に強い技術を生かし、船大工が作っています。
また外宮は「左側通行」ですが、内宮は「右側通行」です。

画像「伊勢志摩観光ナビ」より

 

2. 神苑

内宮神苑参道の砂利には、石でラインのようなものがひかれています。
これは「見切り石」といい、ラインの内側が元々の古い参道を示し、外側には明治初期まで、御師(参拝者のお世話などをしていた人々)の家がありました。
神宮の歴史の一端を垣間見ることができます。

 

画像「ローカル旅情報サイトgokan Twitter」より

 

3. 御手洗場(みたらし)

御手洗場伊勢では神聖なものとされる五十鈴川
天照大御神をお祀りした倭姫命(やまとひめのみこと)がご自身のお召し物をこの川ですすいだという、神話に関するエピソードがあります。

その川の水で一般参拝者が手を清められるよう整備された場所が「御手洗場」です。
徳川五代将軍綱吉の母・桂昌院が整備しました。

 

 

4. 瀧祭神(たきまつりのかみ)

瀧祭神御手洗場で手を清めた後、天照大御神に参拝する前に立ち寄りたい小さなお社。
とりつぎさん“と呼ばれ、天照大御神の参拝受付のような場所です。
「二礼・二拍手・一礼」と共に、自分の名前と住所を瀧祭神にお伝えしましょう。

画像「分かって納得!!エンタメマガジン」より

 

 

5. 風日祈宮(かざひのみのみや)橋からの眺め

風日祈宮橋キラキラ光る水面が美しい、神宮神職の方のおすすめ絶景スポット。
橋の上から見ると二つの川が合流し、そこに瀧祭神がお祀りされています。

 

 

画像「伊勢神宮(外宮、内宮の参拝)」より

 

6. 正宮

内宮正宮約2000年前から天照大御神がお祀りされた、神宮内で最も神聖な場所。
四重の垣根で囲まれた正殿に、三種の神器天照大御神のご神体”八咫鏡(やたのかがみ)“が祀られています。

 

画像「伊勢志摩観光ナビ」より

 

 

 

朔日餅

 

 

 

 

 

 

 

 

画像「特命!マネージャー’s ブログ」より

 

内宮前の「おはらい町」には、伊勢神宮にご縁があるグルメがたくさん。

「赤福餅」で有名な和菓子店「赤福」が、毎月一日に早朝から参拝する風習、
朔日(ついたち)参り“にあわせ限定のお菓子「朔日餅」を月替わりで
販売したり等、話題に事欠きません。
参拝と一緒に立ち寄りたいですね。

 

※内宮参拝の前にまず外宮から!
日本最大のパワースポット「 伊勢神宮(三重県)外宮編」 はこちらです。

 

■伊勢神宮(内宮)
〒516-0023
三重県伊勢市宇治館町1
0596-24-1111(神宮司庁)
http://www.isejingu.or.jp/

 


 

創刊号は出雲大社。もちろん伊勢神宮も!