放送日:2016年9月4日
日本テレビ
遠くへ行きたい「日本海の絶景パワースポット巡り・島根県隠岐諸島」
■紹介パワースポット:島根県・焼火(たくひ)神社
■ご利益:渡航安全等
■参拝者:田中要次さん
離島めぐりが趣味の俳優・田中要次さん。
画像「覚悟の瞬間」より
番組内で、ずっと訪れたかったという島根県の離島、隠岐島にある
焼火(たくひ)神社に参拝されていました。
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隠岐島は、神話に登場する伊弉諾命(いざなぎのみこと)と伊弉冉命
(いざなみのみこと)が、最初にお創りになった島の一つです。
神社だけでなく、島全体が強力なパワースポットとして注目を
集めています。
画像「西ノ島町観光協会」より
標高452mの焼火山中腹に位置する焼火神社は、千年以上前から信仰
されている、隠岐最古の神社です。
画像「国内旅行のビーウェーブ」より
国の重要文化財でもある、岩穴に食い込み建つ不思議なお社の姿。
この岩穴がご神体で、伝説によると、ある大晦日の夜に島の湾から
火の玉が三つ飛び出て岩穴に入ったのをお祀りしたのが、社の始まり
とされています。
■ご祭神:大日霊貴尊
大日霊貴尊(おおひるめむちのみこと)は皇室の祖神様、天照大神の
別名です。
とはいえ、焼火神社において古くから天照大神を信仰していた
ということではないようです。(西ノ島町誌)
元々は焼火山自体が山岳信仰の対象であり、また岩穴に入った火の玉を
灯籠に灯したところ灯台の役目をはたし、海上の守護神として船乗りに
信仰されたとのこと。
鎌倉時代には、承久の乱で敗れ隠岐へ流罪となっていた後鳥羽上皇が、
この灯に導かれ海難を逃れたという話も残っています。
画像「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」より
江戸~明治になると、大阪と北海道を結ぶ商船「北前船」が隠岐島を
停泊地としていたことから、海の守り神としての焼火神社の名が
各地に広がりを見せ、歌川広重の浮世絵に登場するまでになっています。
画像「Oki Islands Tourism Association」より
ご神体の岩穴を守るかのように本殿に刻まれた玄武(亀)や麒麟、
鳳凰の素晴らしい彫刻、また境内の、古代からの巨木信仰が残る
隠岐の地ならではの大きな杉のご神木も迫力があります。
鳥取・島根県の港から高速船で約一時間、神話に登場するパワー
あふれる隠岐島、そして焼火神社に、ぜひ訪れてみたいものですね。
■焼火神社
〒684-0303
島根県隠岐郡西ノ島町美田焼火山
08514-7-8888(西ノ島町観光協会)
http://www.lares.dti.ne.jp/takuhi/
「あるよ。」
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