神社の最も大きな行事の一つともいえる「大祓い(おおはらい)」が開催されるのは、6月と12月。
この「夏越(なごし)の大祓い」の他にも、6月に行われる都内のお祭りをいくつかご紹介します。

(日程や内容に変更の可能性あり。詳細は神社にご確認ください)
 
6月
3日(金)~5日(日)
 
 
天王祭(素盞雄
(すさのお)神社)
 
 
南千住駅 
 
 
屋根の鳳凰が地面につくほど神輿を左右に倒し振る「神輿振り」が見どころ。 →続きを読む
 
6月
3日(金)~5日(日)
 
 
白髭(しらひげ)神社
ほんまつり
 
 
東向島駅 
 
 
三年に一度の「ほんまつり」の年で、5日には恒例の本社神輿渡御が行われます。 →続きを読む
 
6月
4日(土)・5日(日)
 
 
今戸神社例大祭
 
 
 
浅草駅 
 
 
今年は三年に一度の大祭。5日には本社神輿の渡御が行われます。 →続きを読む
 
6月6日(月)
 
 
 
木遣唄奉納祭(三囲
(みめぐり)神社)
 
 
とうきょうスカイツリー駅 
 
半纏を着た約100人の江戸消防記念会による木遣唄が行われます。 →続きを読む
 
6月
7日(火)~17日(金)
 
 
山王祭(日枝神社)
 
 
 
溜池山王駅 
 
 
江戸三大祭りの一つ。今年は二年に一度の神幸祭が行われます。 →続きを読む
 
6月
10日(金)~12日(日)
 
 
つきじ獅子祭(波除
(なみよけ)神社)
 
 
築地駅 
 
 
江戸時代から続く、日本一大きな獅子頭を神輿として担ぎ町を練り歩くお祭りです。 →続きを読む
 
6月
11日(土)・12日(日)
 
 
鳥越神社大祭
 
 
 
蔵前駅 
 
 
都内一重いと言われる千貫神輿の渡御は見ものです。
続きを読む
 
6月
18日(土)・19日(日)
 
 
矢先稲荷神社例大祭
 
 
 
田原町駅 
 
 
今年は二年に一度の大祭で、大神輿の出御で境内は熱気に溢れます。 →続きを読む
 
6月
23日(木)・24日(金)
 
 
千日詣り ほおづき縁日(愛宕神社)
 
 
神谷町駅 
 
 
二日間は千日分の御利益がもらえる千日詣り、24日は夏越の祓えが行われます。 →続きを読む
■3日(金)~5日(日)
夏に流行する疫病を祓い、郷土繁栄などを願います。
2日、3日は厳粛な祭儀が執り行われ、4日、5日には61ヶ町にわたる 氏子区域各所で町内神輿が練り歩きます。
最終日の夕刻の「二天の神輿振り」による連合宮入は大迫力。
境内の天王太鼓会による奉納太鼓、参道を埋め尽くすほどの露店などで賑わいます。

6/2(木) 宵宮祭
6/3(金) 例大祭
6/4(土)・5(日) 氏子まつり


http://www.susanoo.or.jp/index.html
〒116-0003 荒川区南千住6-60-1
03-3891-8281


画像「素盞雄神社」より

白髭(しらひげ)神社ほんまつり

■3日(金)~5日(日)
今年は三年に一度の「ほんまつり」の年で、本神輿の拾参番神輿が11の 氏子区内を練り歩きます。
町内ごとに異なる半纏やお囃子のリズムが祭りに色を添え、狭い路地を 進む姿や、東京スカイツリーを背景に進む様子など、さまざまな雰囲気の 神輿渡御を楽しめます。

6/3(金) 神酒所祓 宵宮参り
6/4(土) 神社祭典 15時~
6/5(日) 本社神輿巡行


白鬚神社HP
〒131-0032 墨田区東向島3-5-2
03-3611-2750


画像「辰己図子」より

今戸神社例大祭

■4日(土)・5日(日)
招き猫発祥の地、縁結びのパワースポットとして名高い今戸神社。
三年に一度の本祭りとなる今年は、本社神輿が町内を渡御、終盤の 「宮入道中」で賑わいも最高潮を迎える。

今戸神社HP
〒111-0024 台東区今戸1-5-22
03-3872-2703


画像「三社祭.jp」より

木遣唄奉納祭(三囲(みめぐり)神社)

■6日(月)
三井家と三井グループ各社より信仰を集める三囲神社・ 木遣り音頭碑前で、祝詞奏上、玉串奉奠、江戸時代から伝わる 労働民謡である「木遣り唄」の奉納などが行われます。

http://visit-sumida.jp/spot/6087/
(すみだ観光サイト)
〒131-0033 墨田区向島2-5-17
03-3622-2672(三囲神社)
03-5269-7210(江戸消防記念会)


画像「東京の祭り」より

山王祭(日枝神社)

■7日(火)~17日(金)
江戸三大祭りの一つで、期間中に大小さまざまな式典が催されます。
今年は10日(金)に坂下門より皇居内に参内し、神符献上を行う二年に一度の 神幸祭が行われます。
きらびやかな衣装を身につけた、約500人の行列が銀座、丸の内など 東京の中心地を巡る姿は壮観です。
また11日(土)の上町連合宮入での、日枝神社の男坂を神輿が上がる姿は必見。

6/9(木) 宵宮祭並遷霊祭
6/10(金) 神幸祭
6/11(土) 上町連合宮入
6/12(日) 下町連合摂社宮出し・下町連合渡御


http://www.hiejinja.net/
〒100-0014 千代田区永田町2丁目10-5
03-3581-2471


画像「日枝神社」より

つきじ獅子祭(波除(なみよけ)神社)

■10日(金)~12日(日)
夏を無事に越すための大祭で、高さ2.4m、幅3.3m、重さ約1tの日本一大きな 獅子頭を神輿として担ぎ、町を練り歩きます。
江戸時代中期には、獅子頭を担ぎ町々を神輿のように練り歩くこのお祭りの 存在が、すでに広く知られていました。
12日に登場する雄の大獅子「弁財天お歯黒獅子」は、女性限定で担ぐ区間が見もの。
期間中は縁日の露店50店ほどが築地の沿道に並びます。

6/10(金) 鎮花祭・大祭式
6/11(土) 御神楽祭 江戸里神楽奉納
6/12(日) 渡御祭 弁財天お歯黒獅子御巡行


http://www.namiyoke.or.jp/
〒104-0045 中央区築地6-20-37
03-3541-8451


画像「asoview!NEWS」より

鳥越神社大祭

■11日(土)・12日(日)
22基以上の町神輿が、町内ごと揃いの半纏を着た担ぎ手により、それぞれの 町内を練り歩きます。
12日(日)は、猿田彦、手古舞連、子ども達が先導する千貫神輿渡御が行われます。
千貫神輿は台輪幅四尺三寸、昭和の始めから都内一重いと言われています。
縁日屋台の出店数は約250店、約30万人の人出で賑わいます。

6/11(土) 町御神輿渡御
6/12(日) 千貫神輿渡御 6時半~


http://www004.upp.so-net.ne.jp/kab_ra/index.html
〒111-0054 台東区鳥越2丁目4-1
03-3851-5033


画像「三社祭.jp」より

隅田稲荷神社例大祭

■11日(土)・12日(日)
神輿上部に弓張り提灯をつけた万燈神輿は、大正5年に途絶えたものの、 昭和49年に復活しました。
四年に一度の神幸大祭の年にあたる今年は、11日(土)、12日(日)に 万燈神輿が鐘ヶ淵通りを渡御します。

6/11(土) 宵の宮
6/12(日) 本祭
万燈神輿の渡御は19時頃~


http://visit-sumida.jp/spot/6132/
(すみだ観光サイト)
〒131-0031 墨田区墨田4-38-13
03-3611-7846


画像「東京の祭り」より

矢先稲荷神社例大祭

■18日(土)・19日(日)
二年に一度の大祭である今年、大神輿は9時出御。
本社神輿の渡御は19日(日)のみ、9時~18時です。
馬と縁があり、過去の大祭では神輿の行列に馬が加わっていたこともありますが、 今年はないとのこと。

http://members2.jcom.home.ne.jp/uma490/
〒111-0036 台東区松が谷2-14-1
03-3844-0652


画像「馬の情報館」より

千日詣り ほおづき縁日(愛宕神社)

■23日(木)・24日(金)
23、24日に茅の輪をくぐってお参りすると、千日分の御利益がいただけるといわれています。
またほおづき市は愛宕神社が発祥で、縁日に並ぶお祓いされたほおずきを買うと、 本人のお祓いもしてくれます。
(9時~20時。24日はなくなり次第終了)
24日11時からは、半年間の罪穢れを祓う中祭式(夏越の祓え)も行われます。

http://www.atago-jinja.com/
〒105-0002 港区愛宕一丁目5-3
03-3431-0327


画像「GO TOKYO」より

夏越の大祓(東京大神宮)

■30日(木)
「形代(かたしろ)」と呼ばれる人の形に切り抜いた紙に、年齢と名前を書き、 身体を撫で息を吹きかけ清めます。
また茅や藁を束ねた大きな輪(茅の輪)をくぐり、無病息災を祈ります。
※夏越の大祓は東京大神宮の他、全国の神社で同日に行われます。

6/30 大祓式 16時~

http://www.tokyodaijingu.or.jp/
〒102-0071 千代田区富士見2-4-1
03-3262-3566


画像「東京大神宮」より