祭神 | 稲荷神(五穀豊穣の神) [同類]宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)[別称]倉稲魂命 |
ご利益 | 商売繁盛、五穀豊穣、盗難除け 他 |
参拝形式 | 二拝二拍一拝 |
住所 | 東京都中野区中央1-35-5 |
中野区中央1丁目にある
中本一稲荷神社(なかほんいちいなり)は、
通称「高稲荷」と呼ばれています。
現在は正一位伏見稲荷、豊受大神宮(五穀豊穣)、
大山阿夫利神社(盗難除け)が
祀られているとのことです。
また、「あるいてネット」によると「300年の歴史があり、
現在地が、中野本町通り一丁目から、「中本一」と呼ばれている」とのこと。
「高稲荷」について「東部地域 今昔を訪ねて」には下記のように書かれていました。
■出典:東部地域 今昔を訪ねて
現在、境内に天保時代の石碑が残っています。
昔は階段を上がったつき当たりに青梅街道に向いて高稲荷があり、
左手に低稲荷がもう一つあったようですが、戦争で焼け、石段のみが残っています。
昭和三十一年五月 町会の氏子によって再建されました。~中略~
戦争中、出征者はこの高稲荷に参拝しました。
参拝者は全員無事生還されたとか。
現在も昔に習って元日には町内で揃って参拝、初午、端午の節句、
氷川神社祭には守り神として信仰しています。
上記「東部地域 今昔を訪ねて」には「急な階段を五段上がった所に、
慶応四年戊辰年(1868)二月初午と刻印された石の鳥居があり、さらに十五段上がると
明治四十四年建立の石鳥居があります」と書かれていましたが、
慶応四年戊辰年の鳥居は見当たりませんでした。
現在は、平成七年に再建された鳥居となっているようです。
中本一稲荷神社(高稲荷)は昭和31年に
町会の氏子により再建されました。
天保時代の石碑も残っています。
中本一稲荷神社(高稲荷)