祭神 | 【本殿中央】天圀蔵五柱五成大神(あめこくぞうごしゃいなりおおかみ) 天日瑞穂造美尊(あめひみずほつくりみのみこと) 天豊穀食類姫命(あめとよおしょくるいいひめのみこと) 天豊宇気比姫命(あめとようけひひめのみこと) 天太田地土命(あめおおたじとうのみこと) 天大市比売尊(あめおおいちひめのみこと)【向かって右】 槇屋末廣稲荷大明神(まきやすえひろいなりだいみょうじん)【向かって左】 天五色大天空大神(あめごしきだいてんくうおおがみ) |
摂社 | 天五色弁財天(あめごしきべんざいてん) |
ご利益 | 商売繁盛、五穀豊穣 他 |
参拝形式 | 二拝二拍一拝 |
総本社 | 伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)【京都府京都市】 |
祭日 | 月次祭:十七日午の日 初牛祭:三月二の牛の日(第二日曜日) |
住所 | 東京都中野区本町4-30 |
中野区にある五柱五成神社(ごしゃいなりじんじゃ)は、槇屋平兵衛が、文政六年(1823)四月に京都伏見稲荷大社一之宮、
末廣大神の御分霊を勧請し、屋敷稲荷として祀ったことにはじまります。
元々個人宅の敷地内にあり、青梅街道への抜け道として利用される内、地域の信仰を集めました。
また、昭和5年(1930年)に「衣・食・住」の一切を司る稲荷神社として
「天圀蔵五柱五成大神」と名付けられ、併せて他の神々も同時に斎祀されました。
日限りの稲荷として、願い事はすべて七日間、あるいは二十一日と日限りで毎日お願いし、大願成就には五色の旗をあげるよう定め伝えられています。
以前は祠になっていたが、昭和48年に現在の社殿となった。
京都伏見大社が発行したお墨付きは、社殿の中に掲げられています。
天日瑞穂造美尊 | すべてのものを豊かに収穫する神 |
天豊穀食類姫命 | 穀類を豊かに熟させる神 |
天豊宇気比姫命 | 気候や風土を順調にする神 |
天太田地土命 | 田や畑を守る神 |
天大市比売尊 | 売買を盛んにし市場を栄えさせる神 |
天五色大天空大神 | 空中を飛翔し、迅速自在に働いて魔を排除し、屈服せしめる力を備えた神 |
天五色弁財天 | 財を生み出すご神徳を持つ。弁天様と親しまれ、水を守る神 |
眷属社 | 参拝者が奉納した眷属を収め祀っている。生活守護の働きがある |
「弁天様」と親しまれており、水を守る神様です。
財は水にかかわってうまれるところから、
財を生み成すご神徳を持っています。
参拝者が奉納したご眷属を収め祀っています。
大自然の動きをより早く感受し、生活守護の働きがあるとされています。
境内にある冨士のお山を摸った碑は、頂上に鳥居が立っています。
真ん中「冨士浅間両龍王神」、
向かって右「天猿田彦大神」、
向かって左「天五色大・中・小天空神」、
下「天圀臧五柱五成大霊魂」「天大圀主大霊魂・恵比寿大黒天」「三柱大口真大霊魂」
江戸時代には、江戸八百屋町それぞれに「冨士講」があったといわれ、
「中野十七夜講社」も江戸の昔より今に続く歴史をもっているとのことです。
◆五柱五成神社 Google MAP